キャラメーション3ユーザーマニュアル
ふきだしの使い方 −[区切りコマンド]を組み込む−
区切りコマンドは、0.5秒待った後、ふきだし内の文章を消します。
※ヒント
※0.5秒のウエイトが必要ない時は
[マーク]
コマンドを使用することによって間を開けずにしゃべらせたり文章を消すことが出来ます。
ふきだしの使い方 −文字色の変更−
文字色変更コマンドは、メッセージの文字色を変更する事が出来ます。
※ヒント
文字色は、文字単位での変更は出来ません。文字色変更コマンドが実行された時点で画面上の全ての文字が指定された色に変更されます。
音声合成の速度変更
文字色コマンドの中にある[声の速さ]コマンドを使って、音声合成の速度を変更するコマンドを、スクリプト編集画面に入力する事が可能です。また同様に、[声の高さ]コマンドは合成音声の声の高さを変更したい時に用います。
メッセージの一斉表示
今までは、音声に合わせてメッセージが徐々に表示されました。しかし演出によっては、メッセージが一斉に表示された方が都合がいい場合があります。システム制御コマンドの
[吹き出し表示一斉]
を使用するとそれ以降のシーンでメッセージが一斉に表示されます。
再び元に戻すときは、
[吹き出し表示順次]コマンド
を使用します。
ふきだしコマンドの注意点
[1フレーム待つ]コマンドと音声合成について
システムコマンドの[***待つ]コマンドは、指定時間何もしません。しかし、一度に表示する文章の間にこのコマンドを使用すると指定時間待った後音声が無くなってしまいます(文字は表示されます)。これは、音声合成の仕様により制限されています。
音声合成の読み違いについて
音声合成は、時に読み違いをする事があります。下の文章を入力して開始ボタンを押してみましょう。
音声合成は、
「そんなほうには、こんなほうほうがさいてきです。」
と読んでしまいます。
このような場合は、
読み仮名
を指定する事が出来ます。読み仮名を指定する方法は[漢字:読み]のように
[ : ]の中に漢字と読み仮名
を入力して下さい。
※注 漢字と読み仮名の間で使用するコロンは、
必ず全角文字のコロン
を使用して下さい。
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